萌えよ議事録

 オタク生活の中で日々思いついた事などをまったりとカキコするブログです。自作PC・ミリタリー・東方・同人誌蒐集・エロゲがキーワードw
 

つくってみた。

今日は、昨日作った自作のPCパーツっぽいもののお話をば。
なお、「自作のPCパーツ」であって「自作PCのパーツ」ではないのが今回のミソですw

では早速現物の登場ってことで、実際に作ったシロモノはこんなものです。

5インチベイ搭載SATA電源スイッチ

パッと見では「何ぞこれ?」と思った方が大半かと思いますが…その正体は5インチベイ搭載のSATA電源スイッチでした。
もう少し詳しく説明すると、PCの5インチベイに搭載し、内部のSATA電源の配線の間(ATX電源のケーブルとHDD/光学ドライブの間)に噛ませてやると、フロントのトグルスイッチで接続先のデバイスの電源を物理的にオン/オフすることができるようになる装置です。

副委員長代理の場合、メインPCのデータ倉庫用HDDのアクセス頻度はそれほど高くなく、休日などで多くても日に数度、平日なら場合によっては2~3日に1回程度しかアクセスしないというようなこともあり、正直毎日意味もなく倉庫用HDDを通電・稼働させることにメリットがない状態でした。
ただ、倉庫用HDDをPC外部に置いておくとなると利便性が悪く、容易に設置・撤去できる環境で利用するがゆえの物理故障の発生も怖いですし、だからといってキチンとしたNASやファイルサーバーを設置するのは、費用的な負担も保守整備の手間もバカにならないということで、それもなんだかなぁ、という感じだったんですよね。
そこで、折衷案的な感じで、PC内部にHDDを固定搭載しておきながら、必要に応じてホットスワップを利用してその電源だけをオン/オフできるようなパーツがあれば…と思ったのですが、あまりにもニッチ過ぎる機能のもののためか、市販品で容易に手に入るものが見つからなかったので、結局自分で作ってしまうことにしましたw

基本的に、PC(マザー)側がホットスワップに対応しているのであれば、作るパーツ自体は電源を接続・切断することだけできればよく、スイッチさえついていればどんな構造でもよかったのですが、どうせならちゃんとしたものを作ろうということで、3.5インチ/5インチベイに搭載可能なものを作りました。
今回は3.5インチ→5インチ変換マウンタに搭載し、5インチベイに設置するつもりですが、内部の部品自体は3.5インチベイにも搭載できるように作っているので、汎用性はそこそこ高いと思います。
見た目も思ったより悪くなく、今後は愛用パーツとして長く使っていければと思っていますw


なお、せっかく作ったので、忘備録的に材料とか簡単な作り方とかについての情報を以下に残しておこうと思います。

材料については、主要なというか必須のものとしてはこれだけですw

主な部品

先述の通り、実質電源スイッチさえあればいいという話なので、電源スイッチ用のトグルスイッチと、そのスイッチを配線に組み込むためのSATA電源延長ケーブルだけあれば、最低限問題はないです。
スイッチについてはミヤマ電器のMS-500M-B(トグルスイッチ/3極双投 ON-ON)に日本電産コパル電子のつまみキャップを装着したもの、SATA電源延長ケーブルについてはカモンのS15-05MF(50cm延長ケーブル)を使用し、今回は2つ分のデバイスの電源を制御したいので、それらを2セット分用意しました。

ちなみに、SATA電源ケーブルは配線的には5本から成っているのですが、2本あるGNDは別に都度接続・切断させなくても、繋がったままで特に問題はないので、3回路用のトグルスイッチを使っています。
さらに言うと、その3本の電源ラインについても、規格上12Vと5Vと3.3Vの3本が用意されているのですが、実際問題として3.3Vを使う機器というのはほぼ存在せず、12Vと5Vだけ切り替えできればそれでよかったりします。
そのため、スイッチをより安価に済ませたい場合は、2回路のトグルスイッチがあれば十分なので、スイッチについては秋月電商あたりに行けば1個100円以下で調達できると思います。(今回のMS-500M-Bは300円以上)
ちなみに副委員長代理は、規格上の汎用性みたいなものを持たせるために、念のため3回路のトグルスイッチを使って、3.3Vのラインも残すことにしたのですが、今後もまず3.3Vを使うことはないでしょうから、多分何の意味もない自己満足で終わるでしょうねw

主な部品としてはこれだけですが、これ以外では、PCに設置するために昨年大須で買ったAinexのHDM-23(5インチベイ用マルチ変換マウンタ)を、3.5インチベイ搭載用のマウンタを作る材料としてダイソーのポリプロピレン板(1.2mm厚/黒色)ダイソーのプラスチック用接着剤を、そのマウンタを設置するためにM3のミリネジとナットを、あとはケーブルを束ねる熱収縮チューブや結束バンドなどを適宜用意しました。
このあたりはどういう環境でスイッチを使おうと思っているかが重要になりますから、設置場所などに合わせた工夫が必要になる部分でしょうね。
あと、工具類については、はんだ用具一式とハンドドリル以外では、一般的なペンチやニッパーやドライバーなど、大抵の家にはあるものだけで十分なので、先の2つがあれば多分どうにかなると思います。


で、作り方については、上記の材料・工具を使って、まずは電源スイッチ付きのSATA電源延長ケーブルを作ります。

電源スイッチ付きSATA電源延長ケーブル

SATAコネクタのピンアサインを参考にしながら、SATA電源延長ケーブルの12V/5V/3.3Vの各配線を切断し、それをトグルスイッチの各端子に接続場所を間違えないよう注意しながら配線し、配線が終わったら熱収縮チューブや結束バンドでケーブルをバラけないように纏めます。
なお、今回使ったカモンのS15-05MFは電線が太め(AWG18)で、トグルスイッチの端子に配線をからげるのが結構難しかったので、そのあたりの作業性も考えてSATAの電源延長ケーブルを選んだ方が作業は楽になりそうですね。

そして、今回は2セットが必要なので、同様の作業を行ってもう1セット作りました。

電源スイッチ付きSATA電源延長ケーブル×3

…本当は2セットだけ用意するつもりだったのですが、どうせ工具類も材料も一通り用意してあったので、故障時の交換用、もしくはデバイスの動作テストにでも使う用にもう1本、結局計3セット作ってしまいましたw
なお、左端の1本が追加で作った1本で、これだけスイッチが違うものが付いていますが、これは秋月電子で安く買った2回路のトグルスイッチを使っており、電源延長ケーブルの3.3Vライン(白い配線)については、コネクタ付近でぶった切って絶縁処理をしています。

こうして作ったスイッチを、最初の写真のような完成形になるように5インチベイマウンタに搭載したら、いよいよ完成となります。

完成形
完成形(後)
完成形(正面)

マウンタに乗せる作業については、使用環境によって加工方法が全く異なり、個々人のアイデアが重要になる部分なので、説明はいらないかもですが、とりあえず副委員長代理の作業内容について書いておきます。
まずは、3.5インチベイのサイズ(フロントパネルの幅と高さ、内部の奥行き)を測ったうえで、ポリプロピレンの板をそれに合わせて細長い形にカットし、カットしたものを寸法に合わせて曲げて(ライターで熱加工)やって、3.5インチベイに収まるように成形します。
なお、1.2mm厚とはいえ柔らかいポリプロピレンの板で、1枚だけだと強度的に弱いので、同様の手順でもう1つ加工したものを作り、それをポリプロピレン用の接着剤を使って接着することで、部品としての強度を確保しました。
そうして作った3.5インチベイ型のPP板に、前面のトグルスイッチのつまみ部分が通る穴と、側面の3.5インチベイのネジ固定穴を開け、先ほどのスイッチと5インチベイマウンタをネジやナットで固定したら完成です。
それと、熱加工と接着加工の関係でフロント部分があまりきれいな状態ではないでの、フロントパネル部分の大きさに合わせてカットしたポリプロピレン板をもう1枚用意し、それを被せる(重ねてトグルスイッチのナットで固定しているだけで接着はしていない)ことで見た目を整えています。
…と、長々と書きましたが、まぁ端的に言うと「寸法を合わせたPP板を曲げて接着して穴を開けて固定しただけ」なので、結構時間はかかったものの、そんなに難しい作業ではありませんでしたねw

あ、あとスイッチの設置方向について、トグルスイッチを上下方向で使う場合、意図せずオンになるのを避けるために、スイッチを上に上げるとオン、下げるとオフとするのが一般的かと思いますが、今回は下げるとオン、上げるとオフになるように設置しました。
というのも、HDDや光学ドライブなどを接続する予定であり、意図せず電源オンになっても特に支障はないのですが、動作中に意図せず電源が落ちると非常にマズイので、あえて普通とは逆の形を採ることにしました。
なお、最初は左右方向に設置しようかと思っていたのですが、上下と違ってどっちがオンでどっちがオフだったか忘れそうなので、今回は上下方向に設置しました(^^;


で、これにて物は完成なので、あとは簡単にテスターでの導通チェックをし、さらに実際のHDDを接続しての動作テストをしたら、PCの5インチベイに組み込んで作業は完了です。
副委員長代理の場合は、手元にほぼ故障状態(不良セクタだらけ)のHDDがあるので、それに接続してみて正常に動作するか確認してみましたが、負荷をかけたりオンオフを繰り返したりしても特別おかしな挙動もなく、また電源関連のエラー値がS.M.A.R.T.に大量カウントされるというようなこともなかったので、多分問題はないと思われます。
この週末は時間がなく、実際にPCに組み込むのは見送ったため、まだ最後の組み込み作業が残っていますが、まぁそんなに時間がかかるわけでもないですし、また近いうちにでも作業をしようと思いますw



といった感じの自作のPCパーツのお話でした。
造りは非常に単純で、作業内容も特に難しいものはありませんでしたが、完成形がなかなかいい感じに仕上がったので、なかなかに満足度は高かったですね。
なお、自作PCに関しては、簡単な電源スイッチやLEDなどを自作することはあるものの、いつもは市販のPCパーツを使って組み上げるだけなので、こういうちょっとディープな工作をするのは新鮮でしたねw
こんな感じで「あると便利だけどなぜか売っていない」というパーツは他にも地味にあるので、また気が向いたらそういうものを自分で作ってみたいところですねw
 
 
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