萌えよ議事録

 オタク生活の中で日々思いついた事などをまったりとカキコするブログです。自作PC・ミリタリー・東方・同人誌蒐集・エロゲがキーワードw
 

りあれぞ。

今日は、ようやくCOMPUTEX TAIPEI 2017の話題も落ち着いたので、開催期間中に購入してネタにしそこなっていたPCパーツなどの話を…しようと思ったのですが、ブツの写真をまだ撮っていないので、ちょっと別の話をしてみようと思います(^^;

昨年の秋に購入し、現在主力のデジイチとして使っているPENTAXのK-70ですが、目玉機能の一つとして「リアル・レゾリューション・システム」(以下RRS)というものが搭載されています。
詳しい話は端折りますが、現在のカメラに使われるベイヤー配列の撮像素子は、素子1画素でデジタル画像1ピクセル分に必要な情報を網羅できない(4分の1の情報量しかない)ために、隣接する画素から類推される情報を基に画像1ピクセルを「それっぽく補正して造って」いるため、1ピクセル単位でのディテールや色の喪失が避けられない構造になっています。
それに対して、RRSはPENTAXのデジイチの特徴であるセンサーシフト型の手ブレ補正機能を流用し、撮影時にセンサーを上下左右に1画素分ずつ動かしながら、合計4枚の「無補正の4分の1の情報量の画像」を撮影し、それを1枚の画像に合成することで、画像1ピクセルに必要な情報をキチンと網羅した写真が撮れる、という機能になっています。

…と、イマイチ分かりにくい説明はこのくらいにしておいて、先日の高松港での掃海母艦「ぶんご」一般公開の際に撮影した、通常撮影とRRS撮影の画像を実際に見比べてみることにします。
撮影の方法については、三脚にK-70+シグマ18-300mmを設置した上で、絞り優先AE(F11)のライブビュー撮影モードにしてAFはセレクトで艦橋前面の窓周辺に固定、レリーズはワイヤレスリモコンを使用し、通常撮影はタイマー撮影(3秒)、RRS撮影はミラーアップ撮影で撮影しました。

ではまずは、リサイズした画像で見比べてみます。

通常撮影(リサイズ)


RRS撮影(リサイズ)


…まぁ、分かり切っていたことではありますが、ここまでリサイズすると違いなんて分かりませんね(^^;
で、これではよく…というか全く分からないので、画像の中央付近を等倍で切り出してみます。

通常撮影(等倍)


RRS撮影(等倍)


…圧倒的としか言いようがないですねw
通常撮影の等倍についても、24MP機に便利ズームを積んだ機材で撮ったことを考えると、決して悪いものではないのですが、もはやそんなの関係ねぇレベルでRRS撮影の解像感が素晴らしいため、細かく見比べる必要性すら感じないですねw
ここまで圧倒的に精細だと、等倍で眺めても十分鑑賞に耐えますし、試しにRAWから54MP(9000×6000ピクセル)まで拡大現像してみたところ、かなり拡大したにも関わらず十分見れるレベルで現像できたので、用途の多様さや将来性はかなり高そうですね。


と、こんな感じで、極めて素晴らしい写真を撮ることができるのですが、撮影の制限やデメリットも相応に大きなものになっています。
自分が感じたデメリットについては、大体以下の4点でしょうか。

まず1点目は、今回の場合、レーダーが回転していたり、風の影響で旗や手すりネットが揺れていたり、太陽光の反射が船体に当たって不規則に光っていたりしていたのですが、そういう動きのある部分は合成に失敗して、変な残像みたいなのが写ってしまう点です。
一応今回も設定で動体補正はオンにしていましたが、動体補正で補正できるのは比較的速度が遅くて一定の方向に動くものだけのようで、補正が効かないものも多いようなので、被写体や撮影状況を結構選ぶことになりそうです。

次に2点目、あくまでセンサーの弱点を補って精細さを高めるための機能なので、レンズの性能の影響で解像感が落ちる画像周辺部については、RRS撮影してもほとんど改善はしない点です。
特に、今回副委員長代理が使った便利ズームのように、周辺部の解像感が中心部に対して大きく劣る場合は、周辺部の解像感は通常撮影と大して変わらず、中央付近の解像感が劇的に良くなる関係で、全体として見ると非常にバランスが悪くなる印象があるので、RRS撮影の場合は周辺部は極力使わないようにした方がよさそうです。

3点目は、通常撮影のRAWファイル(PEF)が30MB弱なのに対し、RRS撮影のRAWファイル(PEF)は100MBを超えてくるので、RAW撮りでRRS撮影を多用するとデータ量が非常に大きくなる点ですね。
メモリーカードの容量を非常に圧迫しますし、100MBのデータを撮影ごとにメモリーカードに書き込まないといけないため、カードの書き込み速度が遅いと、撮影のレスポンスが著しく悪化して、地味にストレスを感じることになりそうです。

最後の4点目は、手持ちでの撮影は無理で、三脚での撮影が必須になるので、機動性が下がるのと撮影時の荷物が増える点です。
仮に真夏のドピーカンの屋外であっても、三脚に乗せて風の流れを見極めつつ、無線リモコンを使ったミラーアップ撮影で撮る、というのが必要になるので、撮影の機動性は著しく低くなりますし、夜景も撮らないのに三脚を持ち運ぶのは結構邪くさいでしょうね。
なお、撮影素子を1画素分という極めて微細な範囲で動かすため、ごく僅かな揺れすら許されず、三脚に乗せていても風が吹いたりミラーショックがあったりすると失敗するくらいなので、手持ち撮影は現状ではまず無理だと思います。

こんな感じでデメリットも小さくはありませんが、得られる画は大変素晴らしいものになるので、今後も機会があればいろいろな場面で使っていくことになりそうですね。
とりあえず、艦艇広報の際は自衛艦旗掲揚・降納をビデオ撮影するため、夜景を撮らなくても三脚を持参することが多いので、今後は自衛艦のRRS撮影データが沢山溜まっていきそうですw
 
 
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