さかいで塩まつり2022装備品展示行ってきました。
ちょっと写真の整理とかに手間取って記事にするのが遅れましたが、一昨日の日曜日(5/22)に香川県坂出市で行われた第31回さかいで塩まつりに行ってきました。

…本当は、同日に陸自徳島駐屯地の創立記念行事が久しぶりの一般公開で行われたので、そちらへ行きたかったところでしたが、ちょっとまだ娯楽目的での県外移動には抵抗がある状況は変わっていないので、今回は残念ながらそちらはやめておくことにしました。
まぁその代わりと言っては何ですが、今年はさかいで塩まつりで久々の自衛隊香川地本の装備品展示が行われるということで、昼過ぎにモタモタとカメラだけ持ち出して、会場の瀬戸大橋記念公園へ行ってきましたw
なお、お目当ての自衛隊香川地本ブースは、会場入り口すぐの非常に目立つところに陣取っていました。

構成はまぁ大体いつも通りの装備品展示+広報テントという感じだったので、とりあえずは広報テントにてパンフ類を物色してきましたw

空自の2021年パンフと、海自の2020年パンフと、あとはなぜかブルーインパルスの2020年パンフがあったので、とりあえず一通り回収してきましたw
続いては、装備品展示ですが…

何かいつもと毛色が違うなと思ったら、担当部隊が地本イベントではなかなかお目にかかれない化学科(第14特殊武器防護隊)でしたw
車輌については、展示されていたのはこの2輌。
73式小型トラック


ノーマルなパジェロのくせに何か角生えてんなと思って見てみたら、無線機付き73式小型トラック、しかもコータム車載器搭載型でした。
案内の隊員さんに聞いてみたところ、化学科では指揮官の現場判断の速度が非常に重要になるため、隊長(佐官級)もパジェロに乗って部隊とともに現場の最前線へ進出することが多いそうで、他部隊と比べると後方司令部と連絡を取るために通信設備の整ったパジェロが多いんだそうな。
化学防護車

あんまり地本イベントでは見ることがない車輌ですが、車輌自体は普通でしたw
車輌展示についてはこんな感じで、地本イベントとしては珍しい車輌の展示ではありましたが…恐らく今回の装備品展示の本丸はこちらだったのではないでしょうか。

特殊武器防護隊の個人用装備が展示されていましたが、この中に何と最新の18式個人用防護装備の姿が。
18式個人用防護装備

上衣・マスク用フード・ゴム手袋

防護マスク

ゴムブーツ

化学科の個人用装備自体見る機会がほとんどないので、18式も観閲行進とかでチラッと見る機会がある程度かな、と思っていましたが、何か予期せぬ形でガッツリと装備品展示で見ることができてしまいましたねw
あと、見学者が少なくて暇そう(失礼w)だったので、案内の隊員さんにもいろいろとお話を伺うことができましたw
防護マスク(正式には「18式個人用防護装備防護マスク」というらしい)については、旧来の00式防護マスクと比べると、レンズ部分が単眼になって視界が非常に良くなった他、樹脂素材の多用によって重量がかなり軽くなった点、吸気口のところに接続する小型電動ファンのオプションが用意された点など、大小様々な改善がされているそうです。
また、従来は防護マスクと空気マスク(酸素ボンベを繋ぐホースの付いたマスク)は面体そのものが全く別物だったのが、18式では吸収缶(口元から左右に生えてる円筒形の物体)がアタッチメント式になっており、それを取り外して酸素ボンベのホースを接続するアタッチメントを接続すれば、同一の面体でガスマスクと空気マスクを共用できるようになっているそうです。
それと、防護衣の方については、触ってみたところ思ったより普通の服っぽい感じ(冬物の厚手の作業ジャンパーみたいな感じ)でしたが、見た目と手触りの心許なさに反して中身はなかなか高性能なものになっているのだそうですw
18式についてはそんなところで、あとはこちらも最新装備が展示されていました。
化学剤検知器

化学剤検知器 AP2C

こちらは旧型の化学剤検知器で、化学科が司令部付隊から独立した時の善通寺駐屯地祭の訓練展示でも登場したヤツですね。
化学剤検知器2型 LCD3.3

こちらが新型の化学剤検知器で、本体が大幅にコンパクトになっていながら、検出精度も検出可能薬剤の種類も旧型よりアップしているそうで、大型で1画面の液晶画面表示も結構使い勝手がよさそうですね。
なお、米軍も同じ検知器を使用しているそうで、昨年米軍と14旅団が共同訓練を行った際に、米軍部隊との情報共有が非常にスムーズに行えたのが大変便利だったそうです。
と、新型の化学科個人用装備についてはこんなところで、あとは旧来からの装備も展示されていましたので最後にそちらも。
化学防護衣

携帯除染器2型

…まぁこのあたりもあまり展示される機会はありませんが、最新装備のオンパレードの前にはちょっと霞んで見えましたね(^^;
そんな感じで自衛隊ブースの見学を終えた後は、一応祭りの会場を一回りして、瀬戸大橋記念館にも一応立ち寄って展望台から瀬戸大橋の写真を撮って、帰宅の途に就きました。

今回のさかいで塩まつりはコロナの影響もあってか、屋台がそこそこ出ていたのと、小さなステージで小規模なライブイベントを行っていた程度と、コロナ以前よりかなり規模が小さい感じでしたが、今後コロナが収まって、またアクロバット飛行のイベントとかも復活して欲しいところですね。
といった感じの今回のさかいで塩まつりの装備品展示でした。
徳島へ行けなかったので仕方なしという感じで足を運びましたが、逆にあまり見る機会のない化学科の最新個人用装備を見ることができて、これはこれで見どころがあるイベントでよかったですねw
自衛隊の地本イベントは当たり外れが非常に大きいので、行くか行かないか結構悩むことが多いのですが、こういう「大当たり」があるのであれば、今後も積極的に参加していきたいところですねw
なお、次のイベントはついに今週末に迫った高松港での掃海隊群の艦艇一般公開ですね。
つい先日、イベント参加予定の掃海母艦「うらが」が横須賀港で護衛艦「じんつう」と接触事故を起こしたということで、開催について少し心配していましたが、香川地本のHPに「うらが」の代わりとして掃海母艦「ぶんご」が参加して予定通り開催されると発表されて、一安心しましたw
…まぁ、掃海艦「えたじま」が見られるかどうかが最大の関心事なので、とりあえず掃海母艦の方はどちらでもいいと言えばどちらでもよかったのですがw(ぁ

…本当は、同日に陸自徳島駐屯地の創立記念行事が久しぶりの一般公開で行われたので、そちらへ行きたかったところでしたが、ちょっとまだ娯楽目的での県外移動には抵抗がある状況は変わっていないので、今回は残念ながらそちらはやめておくことにしました。
まぁその代わりと言っては何ですが、今年はさかいで塩まつりで久々の自衛隊香川地本の装備品展示が行われるということで、昼過ぎにモタモタとカメラだけ持ち出して、会場の瀬戸大橋記念公園へ行ってきましたw
なお、お目当ての自衛隊香川地本ブースは、会場入り口すぐの非常に目立つところに陣取っていました。

構成はまぁ大体いつも通りの装備品展示+広報テントという感じだったので、とりあえずは広報テントにてパンフ類を物色してきましたw

空自の2021年パンフと、海自の2020年パンフと、あとはなぜかブルーインパルスの2020年パンフがあったので、とりあえず一通り回収してきましたw
続いては、装備品展示ですが…

何かいつもと毛色が違うなと思ったら、担当部隊が地本イベントではなかなかお目にかかれない化学科(第14特殊武器防護隊)でしたw
車輌については、展示されていたのはこの2輌。
73式小型トラック


ノーマルなパジェロのくせに何か角生えてんなと思って見てみたら、無線機付き73式小型トラック、しかもコータム車載器搭載型でした。
案内の隊員さんに聞いてみたところ、化学科では指揮官の現場判断の速度が非常に重要になるため、隊長(佐官級)もパジェロに乗って部隊とともに現場の最前線へ進出することが多いそうで、他部隊と比べると後方司令部と連絡を取るために通信設備の整ったパジェロが多いんだそうな。
化学防護車

あんまり地本イベントでは見ることがない車輌ですが、車輌自体は普通でしたw
車輌展示についてはこんな感じで、地本イベントとしては珍しい車輌の展示ではありましたが…恐らく今回の装備品展示の本丸はこちらだったのではないでしょうか。

特殊武器防護隊の個人用装備が展示されていましたが、この中に何と最新の18式個人用防護装備の姿が。
18式個人用防護装備

上衣・マスク用フード・ゴム手袋

防護マスク

ゴムブーツ

化学科の個人用装備自体見る機会がほとんどないので、18式も観閲行進とかでチラッと見る機会がある程度かな、と思っていましたが、何か予期せぬ形でガッツリと装備品展示で見ることができてしまいましたねw
あと、見学者が少なくて暇そう(失礼w)だったので、案内の隊員さんにもいろいろとお話を伺うことができましたw
防護マスク(正式には「18式個人用防護装備防護マスク」というらしい)については、旧来の00式防護マスクと比べると、レンズ部分が単眼になって視界が非常に良くなった他、樹脂素材の多用によって重量がかなり軽くなった点、吸気口のところに接続する小型電動ファンのオプションが用意された点など、大小様々な改善がされているそうです。
また、従来は防護マスクと空気マスク(酸素ボンベを繋ぐホースの付いたマスク)は面体そのものが全く別物だったのが、18式では吸収缶(口元から左右に生えてる円筒形の物体)がアタッチメント式になっており、それを取り外して酸素ボンベのホースを接続するアタッチメントを接続すれば、同一の面体でガスマスクと空気マスクを共用できるようになっているそうです。
それと、防護衣の方については、触ってみたところ思ったより普通の服っぽい感じ(冬物の厚手の作業ジャンパーみたいな感じ)でしたが、見た目と手触りの心許なさに反して中身はなかなか高性能なものになっているのだそうですw
18式についてはそんなところで、あとはこちらも最新装備が展示されていました。
化学剤検知器

化学剤検知器 AP2C

こちらは旧型の化学剤検知器で、化学科が司令部付隊から独立した時の善通寺駐屯地祭の訓練展示でも登場したヤツですね。
化学剤検知器2型 LCD3.3

こちらが新型の化学剤検知器で、本体が大幅にコンパクトになっていながら、検出精度も検出可能薬剤の種類も旧型よりアップしているそうで、大型で1画面の液晶画面表示も結構使い勝手がよさそうですね。
なお、米軍も同じ検知器を使用しているそうで、昨年米軍と14旅団が共同訓練を行った際に、米軍部隊との情報共有が非常にスムーズに行えたのが大変便利だったそうです。
と、新型の化学科個人用装備についてはこんなところで、あとは旧来からの装備も展示されていましたので最後にそちらも。
化学防護衣

携帯除染器2型

…まぁこのあたりもあまり展示される機会はありませんが、最新装備のオンパレードの前にはちょっと霞んで見えましたね(^^;
そんな感じで自衛隊ブースの見学を終えた後は、一応祭りの会場を一回りして、瀬戸大橋記念館にも一応立ち寄って展望台から瀬戸大橋の写真を撮って、帰宅の途に就きました。

今回のさかいで塩まつりはコロナの影響もあってか、屋台がそこそこ出ていたのと、小さなステージで小規模なライブイベントを行っていた程度と、コロナ以前よりかなり規模が小さい感じでしたが、今後コロナが収まって、またアクロバット飛行のイベントとかも復活して欲しいところですね。
といった感じの今回のさかいで塩まつりの装備品展示でした。
徳島へ行けなかったので仕方なしという感じで足を運びましたが、逆にあまり見る機会のない化学科の最新個人用装備を見ることができて、これはこれで見どころがあるイベントでよかったですねw
自衛隊の地本イベントは当たり外れが非常に大きいので、行くか行かないか結構悩むことが多いのですが、こういう「大当たり」があるのであれば、今後も積極的に参加していきたいところですねw
なお、次のイベントはついに今週末に迫った高松港での掃海隊群の艦艇一般公開ですね。
つい先日、イベント参加予定の掃海母艦「うらが」が横須賀港で護衛艦「じんつう」と接触事故を起こしたということで、開催について少し心配していましたが、香川地本のHPに「うらが」の代わりとして掃海母艦「ぶんご」が参加して予定通り開催されると発表されて、一安心しましたw
…まぁ、掃海艦「えたじま」が見られるかどうかが最大の関心事なので、とりあえず掃海母艦の方はどちらでもいいと言えばどちらでもよかったのですがw(ぁ
この記事のコメント
>>キタさん
はじめまして!レス遅くなりましたが、コメントありがとうございます!
>私の推しのチャンネル
相変わらずコイツらふざけてやがるな(←誉め言葉w
>防護マスク
少なくとも赤いのと白いのの面体には化学剤防護能力が無いのがよく分かりましたねw
はじめまして!レス遅くなりましたが、コメントありがとうございます!
>私の推しのチャンネル
相変わらずコイツらふざけてやがるな(←誉め言葉w
>防護マスク
少なくとも赤いのと白いのの面体には化学剤防護能力が無いのがよく分かりましたねw